まずウォーキングからはじめよう

日常生活に上手に運動を取り入れよう

運動不足による肥満は、疾病の温床となりやすく、日頃から太りすぎない、体脂肪をためすぎないように心掛けることが大切です。
ウォーキングは、体脂肪を燃やすだけでなく、高血圧や高脂血症、糖尿病の予防にも効果的です。「1日1万歩」というと大変なことだと感じられるかもしれませんが、現在の日本人の平均歩数は、7,000〜8,000歩と言われます。あと3,000歩増やせばいいと考えて、まずは1日1万歩からはじめてみましょう。

まずはフォームチェック

下の図が快適に歩く正しいウォーキングフォームのポイントです。コツをつかんで、気軽にウォーキングをしましょう。

チェックポイント
1)自然な姿勢をつくる(前から見て肩・骨盤の位置は?横から見て耳の下に肩がある?)
2)膝を伸ばして、かかとから着地
3)足の裏で地面をつかむように、かかとからつま先へ重心移動
4)つま先に重心を残してしっかり蹴る
5)足の運びは左右それぞれの直線上を踏む
6)目線はいつも10〜15m先を見る
7)呼吸は自然に足の動きに合わせて
「吸う吸う」「吐く吐く」
8)肘を軽く曲げ腕をコンパクトに元気よく振る

(社団法人日本ウォーキング協会:
 初心者のためのウォーキング教室より)

カラダのクセを知ろう

長い間の生活習慣で知らず知らずカラダに染みついたクセ(ゆがみ)が誰にでもあるものです。そのカラダのクセをそのままにして、少し長い距離を歩いたりすると、すぐ疲れたり、痛みや故障が起きたりします。2人ペアになったり、全身の写る鏡などを使って、カラダのゆがみをチェックしてみましょう。

よい姿勢を得るには

1)両手の指を組んで裏返して頭の上に伸ばして、カラダ全体を引き上げる
2)カラダはそのままに、手を下ろす
3)かかとも下ろす

こうすると、背筋が気持ちよく伸びて、胸も大きく広がるのが分かると思います。お腹も引き上げられて、引き締まっているはず。この姿勢を保つように意識して歩きましょう。

上り坂のウォーキングフォーム

平らな道の2〜3倍の負荷がかかる坂道ウォークなら、効果倍増です。

1)体重を後ろ足に残したまま、前に踏み出した足の裏全体で着地し、踏み出した足に体重を移動させる
2)踏み出した足の膝を伸ばして、カラダを持ち上げるように進む
3)歩幅は平地と比べ、やや狭め。ときどき足元を確認しながら目線は遠くを見るように

下り坂のウォーキングフォーム

下り坂では、膝や足に負担がかかりやすいので、注意してトライしましょう。

1)後ろになっている足を曲げ体重を移動しながら、もう一方の足を伸ばし、足のかかと部分から傾斜に沿って足の裏全体で着地する
2)背筋を伸ばしてカラダは垂直を保つように心がける
3)傾斜角度とスピードに注意し、ときどき足元を確認しながら、なるべく前方を見て歩く

4つのウォーキングフォーム

ウォーキングができる時間、ウォーキングの運動強度の違いなど、自分にあったウォーキングメニューを見つけて、あなたも明日から実践してみましょう。

ミニコラム「水分補給」

ウォーキングエクササイズ時にはこまめに水分補給を!

有酸素運動には、体脂肪燃焼はもちろんのこと心肺機能向上にも効果があります。この際、運動中のエネルギー代謝を円滑に行うためには15〜20分毎に1回の水分補給が重要となります。道路は危険がいっぱいですので集中力を欠かないためにも、糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクなどを活用してみるのも手です。運動中の水分補給は糖度が2.5%程度の飲み物がおすすめです。運動中に、のどが渇いたと感じるようでは、給水のタイミングがかなり遅れていることになります。
監修  AFAA JAPAN(アファ ジャパン)   http://www.smile-fitness.com/afaa/